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イエノミクラブ編集部
3DOCGを生む銘醸地”カンパーニャ”州から注目生産者登場!
ナポリを州都に持ち、ポンペイ遺跡、ベスビオ火山、アマルフィ海岸など文化遺産と美しい自然を有する南イタリアの”カンパーニャ”州。温暖な地中海性気候はブドウ栽培に向き、ローマ帝国時代から高級ワインの産地としてイタリア全土にその名を轟かせてきました。
ヴィラ・ライアーノは1996年にサビーノとシモーネ・バッソ兄弟と義兄のパオロ・シビリオ氏とで立ち上げたワイナリーです。ワイナリーの位置するイルピニア地方は、”カンパーニャ”州の中でも銘醸地と知られ、3つのDOCG(赤のタウラジ、白のフィアーノ・ディ・アヴェリーノとグレコ・ディ・トゥフォ)がこのエリアに集中しています。
古代イタリア語で「狼」を意味するhirpusから発展しイタリア語でイルピニアと呼ばれるようになった歴史あるこの土地は、山々や丘陵に囲まれた自然豊かな場所。イルピニア産ワインは「山のワイン」とも言われています。高い標高や昼夜の寒暖差から得られる酸や骨格、力強い味わいでイタリアのなかでも異彩を放っています。
ヴィラライアーノはこの狼のロゴを冠し、イルピニアの土地を誇りを持ってワイン造りを行っています。
“カンパーニャ”州の個性を知る「白ブドウ三姉妹」
フルーティーで芳醇。親しみやすい「気立ての良いお嬢さん」
ファランギーナ
ベネヴェンターノ IGT
Falanghina Beneventano IGT
ほのかな苦味とリンゴのふくよかな果実味が親しみやすい。
緻密な酸と繊細な味わいが魅力の「クールビューティー」
フィアーノ ディ アヴェリーノ
DOCGFiano di Avellino DOCG
青りんごやレモンのようなきりっとシャープで繊細な味わい。
酸いも甘いも経験した「淑女の深み」
グレコ ディ トゥフォ
DOCGGreco di Tufo DOCG
黄桃やカモミールのような芳醇で余韻にスパイシーさを感じる味わい。
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