レッドビールを手掛けるローデンバッハ醸造所

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ローデンバッハ蒸留所

ローデンバッハ醸造所

1821年にベルギーの水の都ブルージュの南、西フランダース州、ルセラーレ村のローデンバッハ4兄弟が設立しました。1870年にはイギリスからオーク桶でビールを熟成させる技術を取り入れ、特徴的な「ブルゴーニュワイン」のような味わいの礎を築きました。今日ではその味わいが評価され、世界的にも有名な醸造所となり、世界的なビール評論家のマイケルジャクソン氏からは「世界で最も爽やかなビール」と評価されています。

そもそもレッドビールってどんなお酒?

ビールの主な原料は麦芽・ホップ・水を使用して製造しますが、レッドビールでは赤大麦を麦芽にして仕込むため、濃い赤紫色で爽やかな酸味と芳香が特徴のビールが出来上がります。

レッドビールのもうひとつの特徴である発酵後、大きな木製の樽で長期熟成させることにより、カラメル、タンニンなどのフレーバーや乳酸菌による爽やかな酸味などが加わりその特徴的な味わいが形成されます。

ローデンバッハ醸造所

レッドブラウンエール

ローデンバッハ醸造所

レッドブラウンエールの特徴は何といっても口に含むと、甘酸っぱく爽やかな酸味と芳香が特徴のビールです。西フランダースではフランダース・レッドエールやレッドエール、ベルギーではサワーエールなどとも呼ばれています。

ホップの苦みは少なくタンニンを含む物が一般的で、これらの特徴がビールの特徴である赤色とも重なり「ワインの代用」に製造されたとも言われています。

ブレンドの妙技光るビールの個性

ローデンバッハクラシック

ローデンバッハクラシック

[サービング温度]6〜8℃ [Alc]5.2% [容量]250ml

クラシックの特徴は「3/4は新しいビール、1/4はオーク樽で2年間熟成させたビールで構成」されています。それにより深みがかったレッドブラウンに仕上がります。味わいはラズベリーのような甘酸っぱさでありながら後味はとても爽やかな仕上がりとなっており、こちちらもローデンバッハ醸造所が手掛けるメインの商品です。

フードペアリング魚、鶏肉、揚げチーズ

ローデンバッハフルテージ

ローデンバッハフルテージ

[サービング温度]4〜6℃ [Alc]3.9% [容量]250ml

フルテージの特徴はレッドビールにフルーツジュースを加えたフルーツビールです。アルコール度数も3.9%と低く、濃いお酒が苦手な女性の方にもおすすめできる一本です。味わいは口に含むと果実感で広がり、甘いチェリーを思わせる味わいです。ライトな仕上がりながら風味・酸味・果実味のバランスが取れたビールに仕上がっております。

フードペアリングショートケーキ、デザート

ローデンバッハグランクリュ

ローデンバッハグランクリュ

[サービング温度]4℃ [Alc]6.0% [容量]330ml

グランクリュの特徴はオーク樽で平均よりも長く熟成されるビールです。「1/3は新しいビール、2/3はオーク樽で2年間熟成させたビールで構成」されています。オーク樽熟成のビール比率を高める事で、グランクリュワインのような樽とエステル香、余韻を長く感じる事ができるビールに仕上がっております。
世界的なビール評論家のマイケルジャクソン氏も「ベルギーのブルゴーニュ」と例えるほどです。

フードペアリングローストビーフ、オリーブ、バルサミコ

ローデンバッハアレキサンダー

ローデンバッハアレキサンダー

[サービング温度]7℃ [Alc]5.6% [容量]330ml

生誕200周年を記念して1986年に初めて醸造されたビールで、世界中のビール愛好家を喜ばせるほど、人気があり支持されているビールです。余韻にはブルゴーニュワインを思い起こさせ、そのフレッシュさは食前酒、またはデザートのお供としても楽しめます。アレキサンダーはローデンバッハが造る最高のサワーエールの1一つです。

フードペアリングジビエ、フォアグラ、チーズ、デザート

ローデンバッハレッドトリプル

ローデンバッハレッドトリプル

[サービング温度]5〜10℃ [Alc]8.2% [容量]750ml

最後の紹介するのが醸造所設立200周年記念に作られた最高傑作レッドトリプル。アルコール度数の高いトリプルスタイルのビールを組み合わせ、驚くほど爽やかでまろやかな口当たりと飲みやすさが特徴です。温度帯により表情の変化も楽しめるビールでまさに一度は飲んで頂きたい一本です。

※数量限定入荷の為、売り切れの場合はご容赦下さい。

フードペアリングジビエ、チョコレートケーキ

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