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イエノミクラブ編集部
ロッホローモンド蒸溜所へ
今回は海外出張編です。7月末より2年半ぶりに”スコットランド”へ出張しました。今回はグラスゴーからの入国となりましたが、昼の12時に空港へと着くやいなや、すぐさまレンタカーで1時間かけロッホローモンド蒸溜所を来訪。ここは4種の蒸溜器から流れ出る多種多様の原酒を駆使して、様々なタイプのウイスキーを製造する特異な蒸溜所です(話が長くなるので簡単に笑)。フラッグシップとなる「ロッホローモンド12年」は、トロピカルさと複雑さを併せ持ち、日本唯一の洋酒品評会「TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)」でも、4年連続金賞で殿堂入りするなど、非常に高い評価を得ています。私もお気に入りの1本ですので、皆様もお愉しみいただければ幸いです。
“スコットランド”を約一周!複数の蒸溜所を3日かけて訪問
その後、スカイ島を経て、ラッセイ島へ新興蒸溜所を訪問。こちらは別ページで特集していますので、ぜひご一読を。(2度の海を越えて辿り着いた、スコットランドの秘島に佇む唯一の蒸溜所)その日はスカイ橋のたもとで宿をとり、翌日レンタカーでスペイサイドへ。道中のダフタウンでは、有名なウイスキーバー「マッシュタン」でランチをいただき(ここのフィッシュ&チップスは絶品)、「バリンダロッホ蒸溜所」を訪問。その後、3日間かけて複数の蒸溜所を訪問し、”スコットランド”を約一周しました。
中でも、4度目の訪問となる「リンドースアビー蒸溜所」はウイスキーの起源とされる場所に生まれた話題の蒸溜所です。初訪問した2015年にはまだ建物すらありませんでしたが、立派なビジターセンターまで完成していました。今年の6月には、日本でもシングルモルトを初リリースすることができ、私にとって非常に思い入れの深い蒸溜所となりました。現地ではスペシャルな原酒の選定を行ってきましたので、是非ご期待ください。
“スコットランド”のBAR事情
さて、イギリスの食事にはあまりよくないイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、”スコットランド”はビールやウイスキーに合う食事が多く、特にBAR文化は非常に豊かです。日本でいうオーセンティックなBARとは異なり、こちらではパブのニュアンスを強く感じます。特に”スコットランド”北部では、街のレストランも数えるほどしかないため、食事は宿泊先のホテルで、という事も多いのですが、BARスペースが必ずといって良いほど用意されており、好きな時間にお酒を愉しむことができます。
周りを見回すと皆ウイスキー…かと思いきや、意外にも目にするのはビールやサイダー(シードル)ばかりで、ウイスキーを口にするのは海外から来られた旅行客に多い印象です。また、おつまみはクリスプ(ポテトチップス)が多く、私の好きも高じて、今では”スコットランド”のパブでよく売られている「マッキーズ」というクリスプを輸入、販売しております。ビール、スコッチ、クリスプと揃えば、ご自宅でも簡単にパブ気分を味わえること間違いなし。私の推しはと言えばシーソルト味ですが、本場ならではのフレーバーも各種取り揃えておりますので、ぜひお試しくださいね。
ロッホローモンド 12年
スコッチ シングルモルト ウイスキー
商品番号 512523/700ml
マッキーズ シーソルト
商品番号 926708/150g
その他、ウイスキーに関する記事はこちらから
「アイル オブ ラッセイ」蒸溜所に関する記事はこちらにもあります!ぜひご一読を。
2度の海を越えて辿り着いた、スコットランドの秘島に佇む唯一の蒸溜所
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イエノミクラブ編集部