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イエノミクラブ編集部
日本酒を造る上で最も重要な要素の一つ「酒米」。その最高峰として君臨する王様『山田錦』。その山田錦を超える酒米を求めて開発された究極の酒造好適米 “白鶴錦” の魅力に迫りました。
酒米”白鶴錦”とは
「白鶴」の名の通り、酒処灘(なだ)の白鶴酒造が独自に開発した酒米です。1995年に交配を開始し2007年に品種登録されました。
偉大な兄を超える米
酒米の王「山田錦」と同じ両親から生まれた、まさに兄弟と言える酒米が”白鶴錦”。兄を超える品質を目指し、限られた全国の有力蔵へ供給されています。
“白鶴錦”の特徴
❶ 大粒で吸水性に優れる
❷ 心白発現率が高い
❸ 稲穂の背が低く、雨風に強い
❹ タンパク質量が少ない
上記の醸造適正を併せ持つ最高峰の酒米
白鶴錦で醸す酒は、ほのかに甘く繊細なタッチ。軽快でキレがあり、柑橘を想わせる果実香が特徴です。
青森で醸す白鶴錦
白鶴錦の使用を許される、全国でも10蔵余りの限られた有力酒蔵の一つ、青森の老舗桃川。本州最北端の地で醸す白鶴錦は如何に・・・。
白鶴錦特有の軽やかでキレのある柑橘香を、より華やかに表現するべく、純米吟醸規格で醸しました。
写真:南部杜氏 小泉氏
桃川株式会社
「おいしいお酒を通じて人を幸せにしたい」の理念の元130年酒造りを続けています。
〒039-2293
青森県上北郡おいらせ町上明堂112
桃川 白鶴錦 純米吟醸
9月上旬入荷予定
最高峰の酒造好適米「白鶴錦」100%で仕込んだ純米吟醸。柑橘を想わせるフルーティな香りが特徴的。
商品番号 019959/720ml
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